book

『マンガでわかる統計学』

http://candy.frenchkiss.jp/cgi/mt/archives/2004/08/post_8.html『マンガでわかる統計学』のレビュー(http://d.hatena.ne.jp/mitty/20040803#p1)について、恐れ多くも製作者の方からtrackbackをいただいてしまいました。文系学部の教養レベルの統計学で…

『マンガでわかる統計学』

鈴木みそ『マンガ化学式に強くなる―さようなら、「モル」アレルギー 』の統計学バージョンと言った趣の本書。(ストーリーもどこかで見たことあるようなものになってます。また、各章毎に主人公の女の子の服装が違ってたりなど無駄なところに凝ってたりしま…

ベイズ統計学入門。

http://d.hatena.ne.jp/amatubu/20040801#p1 ベイズの定理を勉強なさるならば、『数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活―病院や裁判で統計にだまされないために』がおすすめです。すくなくとも、いきなり『ベイズ統計学入門』を読むよりはましなはずです。ベ…

されど。

プロの作家の凄みを感じました。義務教育終えてないような方々も読むレーベルで、あれだけのことができるとは・・・。常人には激しくお勧めしない作品の一つです。(追記)もちろんこの5巻まで通読された方には、期待を裏切らない出来でした。

南青山少女ブックセンター〈1〉 (MF文庫J)

タイトルの元ネタとなった本屋さんは倒産してしまいました(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040716-00000281-kyodo-ent)。もちろん、本編とその本屋さんには何の関係もありません。本編自体は、お約束の組み合わせなので、可もなく不可もなくというとこ…

『日本の所得格差と社会階層』

http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20040316#p2 社会階層の問題について、より幅広く扱っているのが本書です。特に、「家族・仕事」という切り口から問題にアプローチしている点が印象的でした。苅谷先生の話については、 http://d.hatena.ne.jp/mitty/20030914#…

『できる人、採れてますか?―いまの面接でできる人は見抜けない』

「言葉で嘘はつけても、行動で嘘はつけない。」この原則に従い、勝ち癖のある人材を見抜き採用するための面接手法「コンピテンシー面接」を紹介する本である。現在の面接は、いわゆる「取得原価主義」に陥りがちである。すなわち、その人が積み重ねてきた学…

『美人(ブス)投票入門』

『美人(ブス)投票入門』が満を持して発売された模様。美人投票(http://www.nomura.co.jp/terms/ha-gyo/bijintohyo.html)の名から知れるように、投資指南本です。参考リンク:http://d.hatena.ne.jp/stock/20040131#p1

『テールエンド』(http://bm.ishinao.net/detail.html/408630161X)

ジュニア小説の新人賞に応募する時に、やつてはいけない事。(http://members.jcom.home.ne.jp/w3c/MediaMix/writing/002story.html) 政治ネタは不可。「悪い政治家に天誅を下す」、「悪い国王に臣下が反逆する」、「権力者の陰謀で云々」なんて、当り前すぎ…

簿記を快適に。

http://d.hatena.ne.jp/rain1/20040127#p3九九が出来ないと算数や数学が楽しめないように、電卓が巧く操作できないと簿記は楽しめない、と感じてます。日ごろ電卓になじみの無い人が簿記を始めた場合、仕訳をたくさん覚える必要があることも大きな壁ですが、…

『欺術(ぎじゅつ)―史上最強のハカーが明かす禁断の技法』(http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20031212#p01に関して)

ソーシャルエンジニアリング、と呼ばれる技法がある。本書は、史上最強のハッカーとして恐れられた筆者がその技術を余すところなく開陳し、企業経営者に情報漏えいに対する警告を与えている良書である。ソーシャルエンジニアリングという技法の要諦は、 人間…

親と子で考える学習障害(LD)(メル・レヴィーン)

本業が一段落したら、レビュー上げます。

もえたん。

劇的に売り上げを伸ばしています。しかも、24時間以内発送!(amazon.co.jp)日本の未来は世界もうらやむ? 9:00時点でのTop3(和書ランキング) 週刊わたしのおにいちゃん vol.1 もえたん 週刊わたしのおにいちゃん vol.2 (追記)とうとう1位に! 10:00時…

メル・レヴィーン『ひとりひとりこころを育てる』の原著をwebでpreviewしてみよう。

http://www.amazon.com/gp/reader/0743202236/ref=sib_dp_pt/002-0420378-6053616#reader-link

『もえたん』レビュー。

ネタとしてのレビューは各所にありそうなので、受験参考書としてのメリット・デメリットを検証しましょう。 まず、全体の構成から。通常の単語集と同様に、覚えやすいようにセクション構成になっています。セクション数は13*1。各単語は、 単語 発音記号 …

『ひとりひとりこころを育てる』(メル・レヴィーン著)

Doodleの中の人はいみじくも「個性化によるブス領域の減少」を指摘した。従来ならば、「ブス」の範疇に入るとされていたものが個性化によりXX美人として受け入れられるようになった、というのは、興味深い現象である。なぜならば、当人は全く変わっていない…

西尾維新『きみとぼくの壊れた世界(講談社ノベルス)』

待望の完全版をようやく入手しました。一時期、この日記への来訪者はほぼすべてgoogle検索「きみとぼくの壊れた世界」だったこともあるくらい、この日記ではよく言及されている作品です。ゆっくり読みたいと思います。

『XOOPSでつくる自宅ポータルサイト』

XOOPSの導入ガイドが出たようです。コミュニティサイト構築に必要とされるものが一通りそろっているので気軽に始められる点が魅力です。前半はphpなどの導入ガイドも含まれ、かなり初心者向けな感じがしました。

『Holy Hearts!―世界を守る、おしごとです。』

http://d.hatena.ne.jp/CAX/20031027#p3あざといくらいにほのぼのとしたお話です。こうしたのが好きな人なら買って損したとは思わないでしょう。作者は、狙って、マリみてテイストを出しているように感じられました。1巻ということもあり、世界観の導入と今…

『あなたの話はなぜ「通じない」のか』*1

夏目漱石『草枕』の冒頭はあまりに有名である。 山路を登りながら、こう考えた。 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 自分の意図を伝えるのには、智(論理)だけでは足りない。もちろん、情だけに…

『涼宮ハルヒの溜息』

http://d.hatena.ne.jp/sayuk/20031011#p1にて言及があるのをみて、 『涼宮ハルヒの憂鬱』 『涼宮ハルヒの溜息』 を併せて購入。

アマゾン・アソシエイト。

2003年第三四半期のクリック数をまとめてみました。 ラブロマ 1 (1) →152 ゆびさきミルクティー →94 「出世」のメカニズム―「ジフ構造」で読む競争社会 →77 Markov Chain Monte Carlo: Stochastic Simulation for Bayesian Inference (Texts in Statistical …

『日本型コーポレートガバナンス-従業員主権企業の論理と改革』(w.r.t http://d.hatena.ne.jp/igi/20030929#p8)

欧米型のコーポレートガバナンスは日本になじまない、というところを出発点に、日本と制度的類似性があるドイツの例を引いて考察。法律的な議論ではなく、経営学の立場からの規範的な議論となってます。

『ひとを“嫌う”ということ』*2

<嫌い>を哲学する。本書は「嫌い」という感情にまつわるこもごもを、徹底的に考察する一冊である。ただし、議論の俎上になるのは、「因果関係のある」<嫌い>ではない。日常に潜むさりげない嫌いや原因不明の嫌悪感、そうしたものが対象である。和を尊し…

三者三様の立ち位置。

http://d.hatena.ne.jp/tach/20030918より 佐藤友哉はもう負けてしまって、その苦しみのあまりのたうち回っている。それは正しい生き方だ。舞城王太郎も負けながら、それでもまだその事実が受け入れられなくて、怒り狂っている。全く正しい生き方だ。 西尾維…

なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか→amazon.co.jp

「賢人閑居して余計な仕事を増やす」、からかと。詳しくは、沼上幹氏の一連の著作(特に、『組織戦略の考え方』)を参照。ロジックだけを説明すると、「花形部署には優秀な人が集まりがち→仕事の総量は彼らのキャパシティに対して過小→根回しなどの社内向けの…

滝本竜彦とテキストサイト文化圏。

http://artifact-jp.com/mt/archives/200309/takimototalk.html

佐藤友哉@ブックファースト渋谷

逝ってきました。結構な人数が昨日とかぶってる気がしました。当初の予定では定員100名(http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20030906#p3)だったとのことで、もしもそのままだったならば、わたしはユヤタンに会えなかったということになりますね。

佐藤友哉@ブックファースト渋谷

逝ってきます。第一作と第二作はあまりにユヤタンがあまりにハイスペックすぎて楽しめなかったのですが、第三作以降読者への歩み寄りをしたのか、だいぶ読めるようになってきました。第三作が面白い、とか思う時点で歪んでるのかもしれませんが。

滝本竜彦。

ジュンク堂行ってきましたよ(→様子はhttp://d.hatena.ne.jp/calmzone/20030913#p1)。