現代の経営管理論は工業生産が主流だった時代のことを強く引きずっており、知的生産が主流となりつつある現代にうまく対応できてないように思われる。しかしながら、そのような認識は部分的であり、誤りですらある、ということを本書は暴く。すなわち、知的…

ベイズ統計学を中心トピックとする数少ない本のうちの一冊。ベイズ統計学に関する基礎的な内容が丁寧に記述されている。また、章末問題には詳細な解答が付属し、各章の内容を実感を持って理解できるよう工夫された問題で理解を深めることができる。しかしな…

大学院進学を考える学部生に特に勧められる数理統計学の教科書。 測度論に基づく高度な数学を要求せず、大学教養レベルの線形代数と微分積分の知識で読みこなせるにも関わらず、広いトピックを扱っていると言う点は高く評価されてよい。確率変数と確率分布を…

日銀出身の著者二人による渾身の力作。経済統計総論と経済統計各論の二部構成をとるが、全篇を通じて、「経済統計を経済分析に活用する」という視点から書かれており、この種の統計解説本としては稀有な位置を占めると思われる。ほぼすべての経済統計を網羅…

経済統計の活用と論点 測度・積分論 共立講座 微分積分 市場リスクの計量化とVaR Monte Carlo Methods in Bayesian...

統計科学のフロンティア第六巻「パターン認識と学習の統計学」 ISBN:4000068466

Lehmann&Casella"T.P.E" ISBN:0387985026

Chung"A course in probability theory" ISBN0121741516

introduction to mathematical statistics えいご漬け二回戦

読了*1。先日のCSFBの方々も寄稿していらっしゃる現在の金融政策の争点と日銀の現政策の緻密な批判を集めた論文集。「今日の日本に見られるようなデフレは歴史上幾つか例があり、そしてそのどれもが本質的には金融政策によりそのデフレから脱却している」と…

竹内啓『数理統計学』ISBN:4492470042 を購入。日本語で書かれた数理統計学の本で名著と言われるものは意外と少ないが、これはその数少ない一冊といって差し支えないものである。これ以外で一冊挙げるとすれば、 竹村彰道『現代数理統計学』 に違いないでし…

野口晴哉（1957）「風邪の効用」筑摩書房 ISBN:4480038078 プロジェクトA（2003）「HTML/CSS/Javascript辞典」インプレス ISBN:4844317016

読了。（ミステリ読みではないから詳しくは分からないけれど、）パズルのピースがきちんと収まっていくようなカタルシスを読了後に得る事ができる、って文章を計算しながら書く、のは流石です（←計算しながら欠いてるからそうなるのは必定なんですが）。。。…