敵対的キーワード登録の話。
http://d.hatena.ne.jp/naka64/20050116#p3
まず、「登録意図が邪ならば、仮にキーワードとしての適格要件を満たしていても排除されるべき」という話であれば、わたしは反対です。
登録意図という外から見えない部分に削除の理由を求めるのは、紛糾の元になるだけでしょう。
一方、「このキーワードは「みんなが」必要としているから残すのだ」「このキーワードは「みんなが」使っていないから削除するのだ」という言い抜けを防ぐためにキーワードの統計情報を活用しようという話であるならば、多いに賛成です。
かつては、
- 登録したい側は「みんなが」必要である
といい、
- 削除したい側は「みんなが」必要ない
といっていました。そして、それを客観的に確かめるすべが存在しなかったことが事態を紛糾させるに至ったことが何度もあったように思います。
しかしながら、最近、キーワードの統計情報が使えるようになりましたから、それを活用する方向で発展させていくのは建設的な話し合いの土壌を与えると言う点できわめて意義深いものといえましょう。
(参考)
http://d.hatena.ne.jp/mutronix/20040827#p2
キーワード作成者がキーワードとしての要件を満たしている、と主張して、客観的にもそれが満たされているのであれば、守られるべきではないかと思います。
動機や手続きに周囲からアンフェアと推測されるようなことがあっても、それは判断不能なのだし、そもそも、キーワードとしての要件を満たすかどうかという話から手続きや動機のフェアさに話を移すべきではないと、思います。