「意味」のこと。
http://d.hatena.ne.jp/maspro/20040310#1078906363
またこればどうかと思うけれど、普通名詞の必要性の是非は、普通名詞をオフにしている人には、その段階で否定しているのだから、削除に同意しているのも同じ、少なくとも、自分の日記上に現れないようにしているのだから、自分に関係ない立場にいて、削除に反対する権利(理由?)はないんじゃないのかなとか思う。
それは確かにその通りなのですが、だからといって、削除に反対するな、という結論を導くのは早計だと思います。
キーワードが存在していれば、offにしている人でもエスケープシーケンスを使えば任意に呼び出せるわけで、本当の意味での辞書的使用が可能になります。一方、もともと存在しなければ、そうしたことすら不可能になります。
それがoffの人にとって普通名詞が存在することによるメリットでしょう。そして、メリットが存在する以上、削除に反対する理由があります。
もちろん、通常offにしている人が好きなときにだけ使いたいから残しておいてほしい、というのは「単なるわがまま」に過ぎません。
一方、存在することのデメリットは、そのoffの人とは関係ないonの人が引き受けています。それゆえ、デメリットを引き受けずにメリットだけをとろうとする人(=offの人)の意見よりはデメリットを引き受けているonの人の意見を優先させるべきです。よって、直接の被害をこうむる人(=onの人)の意見を勘案して、削除賛成多数で削除ということになった場合には、それを妨げるものではありません*1。
しかし、それがoffの人が反対してはならない理由にはならないでしょう。
参考リンク:http://d.hatena.ne.jp/darts/00000001
キーワードを使いたい人、使いたくない人の両方の立場があることはわかります。しかし、キーワードを削除しなくても、キーワードを使いたくない人はリンクをはずす手間をかければ目的を達成できます。一方、キーワードを使いたい人は、削除されてしまうと絶対にそのキーワードを使うことができません。
(追記)
心情的なことを書くと、削除は仕方ない*2にしても削除提案の仕方が良くなかったので、擁護したくなってしまったのでした。
そこに私怨があるかどうかは知りませんが、関係の無い人が見たときに、私怨があるように見えてしまうやり方をとったのは愚策だったと思います。
個人にフォーカスしていなければ、id:masproさんがおっしゃるとおり、普通名詞offのわたしには「関係ない」ことでしたから、きっと出て行かなかったでしょう。
キーワードではなく人を見ているのであれば、責められるべきは削除提案者の方ではないでしょうか。
(追記の追記)
某氏を擁護したいわけではなくて、ルール上妥当と判断されるものに「登録した人を理由にした削除」がまかり通るのが許せない、ということです。念のため。
# hatenadiary 『「意味」は普通名詞ですので、ルール上明らかな禁止キーワードではありません。ただし、あまりに一般的な言葉をキーワード化する意味があるかについては議論の余地があるかと思います。』
(略)
# hatenadiary 『kikori2660さんご返答有難うございます。キーワードが必要か否かの問題と、キーワード作成者がどういう方か、という問題は関係が無いと思われます。現在、評議会での投票も視野に入れながら、当キーワードの必要性についてまずは議論により解決を図りたいという目的のもと、双方のご意見をお聞きしている段階ですが、kikori2660さんは、キーワード作成者が誰かという問題を考えなければ、「意味」キーワード自体は存在しても構わないとお考えでしょうか。』
(略)
# kikori2660 『http://d.hatena.ne.jp/kikori2660/20040310#p1 またこちらをご覧下さい。そこで述べている様にキーワード自体の存在の可否のみを問うのは本質を踏み外すものだと考えております。』
(略)
# darts 『少なくともガイドライン(=ルール)に抵触していないのはid:hatenadiaryがそのように言及していますので間違いないと思います。』
(追記の追記の追記)
快適なはてな生活を送るために某氏を排除したい、というのが、理由みたいですが、だとすれば、やり方を根本から間違ってるように見えます。
「意味」などで無理やり絡みに行くから不快になるのであって、自分から絡みに行かなければ、お互い没交渉で快適に暮らせる気がするのですがどうでしょう?
・・・というか、反応している時点で思う壺な気が。