http://d.hatena.ne.jp/another/20040130#p1

黙ってスルーすることも可能だったのに、誠実な回答をしてくださったことに、感謝いたします。

id:anotherさんにとって過大な負担になることを考えず、重い話題を投げてしまったことは、責められてよいと思いました。申し訳ありません。

はてなの中の人が望んでいることは、まさに「各当事者の利益を最大化すること」でしょう。それを最大にする努力をするということを合意した上で議論を進めれば、建設的な結論に達することは(難しくても)可能だと思います。

理想論かもしれませんが、それでもわたしはそれを貫くべきだと思うのです。

本来であれば、議論の過程で合意に達することが出来るのがベストなのですが、それも現実問題なかなか難しいのかもしれません。特に、議論と揉め事を混同する立場の人にしてみれば、意見表明する道が事実上絶たれてしまっているというのは問題だと感じました。キャッチボールで話を進めるべきものなのに、それを拒絶せざるを得ない立場にいる人がいるとすれば、そのボールがどう帰ってくるかをこちらで汲み取り、その人の利益が最大化されるように動けばよいのでしょうか。難しいところです。


参考リンク:

http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20030503#1051913871

このような題目(どこかで見た言葉を借りるなら人文的題目)についての議論の本質的な意味は、自分の意見を整理し、他人に分かりやすく説明し、そして他人の意見に耳を傾けることで自らの肥やしとすることではないかと思います。決して誰かを論破したり、自分の意見の正当性に固執することが目的ではないはずです。答えの無いものについて、ある1つの捉え方のみが絶対であると信じるまではその人の自由だとしても、その考えを他人に強要するのは愚かです。

http://d.hatena.ne.jp/another/20040130#p1

いちいちそのキーワードの対象を見定めてケースバイケースで考えるべきなんじゃないか、と思いました。つまり、一見キーワードごとに削除するしないが一貫していないように見えても、例えば「各当事者の利益を最大化する」という原則が一貫していればよいのではないかと。