weblogと文章力。

http://ju-shock.s6.xrea.com/fswiki/wiki.cgi?page=%28030924%29Weblog%A4%C8%CA%B8%BE%CF%CE%CF

記事について意見を表明するタイプのweblog(当日記?)は、辻説法に似ている。webという公道で何かを叫ぶようなものだ。

weblogにあるのはその人の主観で切り取った世界だ。何気ない日常も「作者」というフィルタを通すことで、輝くような面白さを持ち始めることがある。その変換作用の妙を楽しむのがweb日記と言えよう。

その際、「自分が面白いと思うものを当然に他人が面白いと思ってくれる」という幻想は捨てねばならない。出発点は「キミは面白いと言うが、面白さなどわたしには分らない」というところだろう。

そこから始めると、文章は自然と読みやすさを意識したものになる。

「理解しあえる」ということについての悲観主義、というのがwebに文章を載せる際に必要なことかもしれない。