わたしが図書館に望むこと(via http://d.hatena.ne.jp/shelf/20030804#1059971327)

私が図書館に望むこと 橋爪大三郎

 図書館は無料でだれにでも開放されているべきです。それは本を読む価値のある頭脳を持った人間が、必ずしもお金を持っていないからです。貧乏人でも、どんな経済条件であっても、意志があれば本を読んで勉強が出来る。これが図書館の一番の基本ですね。だから無料になるわけです。ここで公平を確保する。そのコストを社会が負担して、勉強しようという意欲と能力のある人がその利益を享受する。ひいてはこれが社会・公共のためなのです。

しかし、地方都市の図書館がその役割を果たせているかというと、甚だ疑問であるのもまた事実。