ルール改正の方向性の話(キーワードルール改定に関する意見)。

キーワードルールに関する基本方針としては、

という方向(「allow all deny xxxx」方式)にせざるを得ないのかな、と感じています。

理由としては、

http://d.hatena.ne.jp/yukatti/20040901#p1

キーワードシステムとルールに望むこと

  1. はてなの理念に合致
  2. 簡単
  3. シンプル
  4. 無用なトラブルをなるべく防げる

http://d.hatena.ne.jp/yukatti/20040912#1094965103

が、やはり、公聴会参加者の中にも「体言」「用言」「自立語」「付属語」*1の概念の知識をわからない、知らない、という人がかなりいらしたことが分かりました。

にあるところが大きいのですが、1)「可能な限りシンプルにしたい」ということと、2)これまでの議論の拠り所となってきた義務教育レベルの日本語文法は「境界線」を定めるのにはまったく使えないということが判明したということです*3

参考リンク:

http://d.hatena.ne.jp/sugio/20040706#a

*1:ルールを定義しようとする際に「ルール違反」を出すのはconfusingな気がします。

*2:データをどう使うかはユーザの自由。付与された属性が不必要と「そのユーザが」思うのなら切る自由を。

*3:たった10名のサンプルからこの結論を導くのは拙速との批判がありえますが、そもそもルールを議論しようと言う人たち(=通常のユーザよりも格段にそうした事象に詳しいはず)の間ですら、義務教育レベルの日本語文法が共有されていないという事実は重く受け止めなければならないでしょう。とりあえず、「名詞」の概念が共有されていないのに、名詞か否かを議論して結論がでるはずもありません。