http://d.hatena.ne.jp/kikori2660/20040314#p4

タブーというよりは、そうすることが某氏によって「踊らされる」ことに繋がるので避けたい、というだけの話です。

id:kikori2660さんが「某氏に向けて」舌鋒を鋭くすればするほど、id:kikori2660さんのお話の説得力が落ちていくのです。果てには「ルール違反していない人がわけの分からない人に因縁をつけられている」という風に解釈する人すら出てきます。それでは某氏の思う壺です。そして、多くの第三者(しかも、議論の経緯を短期間で理解することを求められる第三者)が判断に関与する評議会では、それは致命的なダメージにすらなりえます。

それゆえ、わたしは「人」ではなくて「キーワード」にフォーカスするべきだと考えるのです。そうすることにより、(某氏が狙うところの)無用の誤解が避けられ、id:kikori2660さんの意見が受け入れられやすくなるからです。

(承知で「踊る」のは、もちろんその人の自由ですけれど。)

論の妥当性ではなく、個人の好悪で結論が決まるのだとしたら、それは馬鹿げているとは思いませんか。

例えば、

  • 意味」はAさんが削除要請したから、削除に反対します

という言明は、

  • 意味」はBさんが登録したから、削除に賛成します

という言明くらい意味がありませんよね。。。

そこで論じられるべきは、誰が登録・削除したかではなく、そのキーワードが存続することによるはてなにとっての得失でしょう。

http://d.hatena.ne.jp/maspro/20040315#1079283012

登録者や削除希望者の言動を考慮して判断するのではなく、物事の本質を見て、普通すぎるキーワードの扱いや、キーワードとしての存在価値や意義と言うものを考慮して、要る要らないの答えを見つけて欲しいなと感じました。

次のような話がありました。

http://d.hatena.ne.jp/qsaq/20040124#p4

そしてもっと重要なことは、登録者と削除者の軋轢がコミュニティの雰囲気を悪化させるということだ。これによって得られたはずの加入者を失ってしまっては損益も何も議論以前の問題だ。

なんではてなダイアリーっていつもあんなにギスギスしてるの?

最初はブログの簡単なのができて便利そうかも、とか思ったけど、

愛蔵太さんの日記とか見てると、住民になんか正義厨みたいなヤシがいて愛蔵太さんが苦労してたり

そのキーワード登録はふさわしくないだのなんだのとうだうだ言ってるの見て、それだけでうざったくなりました。

それに、やっぱ全体的な我輩の偏見だけど、「市民」気取りのヤシが多いね。非常に悪い意味で。

萎える。こんなコミュニティは激しく萎えます。

この一件だけでも、あーアンテナだけでヨカタとか思ったり。

奥武蔵日記

この気持ちは非常にわかる。いや、このギスギス感がまた、吉野家のコピペじゃないけどさ、楽しくもあるんだけど。

法律違反の削除は仕方ないが、コミュニティのためとかはてなのためとか言うのはマジ勘弁。どうか管理者との間でやって欲しい。

論にフォーカスした場合でもこれですから、人にフォーカスすればなおさら抵抗は大きくなるでしょう。

よほど気をつけないとイメージ戦略の罠に嵌められてしまうのではないでしょうか。

(追記)

http://d.hatena.ne.jp/kikori2660/comment?date=20040313#c

引用箇所は「意味」コメント欄で展開された議論の中に出てきた部分(http://d.hatena.ne.jp/darts/00000001)でした。

「意味」について中心になって議論をしている人(id:kikori2660さん)が、それ(当該キーワードのコメント欄で表明された意見)に目を通してないというのはちょっと意外でした。反対意見というか異見にこそ目を通すべきだと思うのですが。

http://d.hatena.ne.jp/kikori2660/20040313#p2

人間は見たい情報しか見ないというのは、本当だったか。

というのは、本当のようですね。

もしも反対意見を顧みないで突き進むというなら、独善的という非難をあえて引き受けねばなりますまい。

とはいえ、もともとの意図としては非公正な引用をするつもりはなかったということで、結果的に誤解を招いてしまったことをお詫び申し上げます。