地雷を踏みたくないひとのためのキーワード作成ガイドライン。
http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20031208#p1
id:kanryoさんのところで私家版「地雷を踏みたくない人のためのキーワード作成ガイドライン」(http://d.hatena.ne.jp/mitty/20031207#p3)が、大幅な拡充を受けて実践向きに近づいています。
セルフチェック用としては、必要にして十分な内容を備えていると思います。あるチェック項目が導入されるに至った経緯をしめしたコンテクストと可読性のバランスを考えるとちょっとコンテクスト重視な感がありますが、コンテクストしか存在しない現行のキーワード作成ガイドラインよりもよほど実効力を持つものになっています。
現状でもほとんど改善の余地がない気がしますが、あえて改善の方向性を示すとすれば、
- そのチェックがルールに基づくものか(強制力あり)、規範に基づくものか(強制力なし)、ひとめでわかるようにする。
- http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20030001#p3のいわゆる誤爆問題の項に、最長一致の性質を利用した誤爆回避法の説明を加える。(例:ラブロマに対しラブロマンスも併せて登録する。)
- 10.にて、「キーワードははてなの共有財産であり、他のユーザーからの編集を受ける可能性があること」、を明示する。
- その他品詞妥当性チェックを具体化する→改善提案:ベータユーザ合意案による三要件のチェック(http://d.hatena.ne.jp/mitty/20031130#p4)
というところでしょうか?
特に、いわゆるルール3適用キーワードについては、はてな生まれの用語(例:はてなダイアラー)、もしくは、はてなをより楽しむための言葉(例:はてなダイアリークラブ/コメント求む)のいずれかを救うための例外的規定に過ぎない(それゆえ、この種のキーワードを認定できるのは運営サイドのみ)ということが、ベータユーザ合意案(http://d.hatena.ne.jp/mitty/20031130#p4)にて示されているので、それを推奨レベル(強制力なし)で明記することが望ましいと思われます。
実はこれ(地雷を踏みたくない人のためのキーワード作成ガイドライン)は削除ガイドラインと表裏一体をなしています。このチェックを綺麗に通り抜けられないキーワードは、その通り抜けられなかった項目を理由に削除に回される可能性*1がありますよ、ということをこのガイドラインは示してくれています。推奨レベルの話ならば、訂正やはてなダイアリー評議会で何とかできるかもしれませんが、ルール・規約レベルの話ならば、有無を言わさず削除対象になりうるでしょう(例:12月8日*2)