セクションカテゴリ捕捉用キーワードの話。
http://d.hatena.ne.jp/y4su0/20031206#p2
というわけで,セクションカテゴリ捕捉用キーワードが存在することによって,本来日記を書く本人が自由に決めるべきカテゴリの分類法に足かせがかかってしまうことになります.
それはそのとおりなのですが、具体的な対象物があるカテゴリの場合、それは問題にならないでしょう。
具体的な対象物がはじめからある場合、記事はそのキーワードを必然的に含むので、通常の意味でのキーワードが有効に機能する場面だといえます。
何もわざわざ[soccer][football]で回る必要などはじめから無いのです。サッカー・フットボール、もっとspecificに特定のチーム名・選手名で回るほうがよほど効率的でしょう。
このキーワードが生きてくるのは、地の文に普通に出現してしまう単語に関するメタ言及を捕捉する時です。例としては、
などが挙げられます。また、もうひとつの用法としては、
- ネタ
- news
- game
のようにジャンルで捕捉するものがあります。
例に引きづられて脱線してしまいましたが、このご批判は
のようなケースを想定されているのでしょう。
カテゴリを他人に合わせる必要があるか、と言われれば、それについてははっきりNOだといっておきましょう。
現状でもはてな用のカテゴリとして、*[hatenaと[はてな]のふたつがあるのはそうした経緯からだとご理解ください。両者の指すものはほとんど同じなのですが、日記を書く人の流儀(カテゴリひらがな派とカテゴリアルファベット派)を尊重するために、
- 二重もちで無駄
- 二つ回るので面倒
という批判があるにもかかわらず二つ用意してあるのです。上の二つのデメリットよりは、カテゴリ命名の自由を尊重したということです。
カテゴリを合わせれば通常の読み手の便宜になることは間違いありませんが、それは強制ではありません。」例えば、[news]カテゴリでジャニーズのNewSのことを書き続けたって、それは書き手の自由です。そして、そうした書き手の自由は読み手に不便を強いてでも守られるべきであると思います。
仮に特定のカテゴリが必要とされるときが来れば、おのずとそのカテゴリ用のセクションカテゴリ捕捉用キーワードができることでしょう。しかし、それは読み手の都合であって、書き手が懸念することではありません。