はてな評議会に関するあれこれ。
http://d.hatena.ne.jp/yowa/20031129#1070105623
のちに、
キーワードに関する諸問題(あんま知らないけど)を解決すべく出来るべくして出来た(作らざるを得なかった、とも言う)仕組み。当初の予想ほど問題を解決することはできず、逆に意見の異なるユーザ間の対立や票集めにまつわるトラブルなどの新たな問題を発生させてしまったため、ほどなくこのシステムは廃止された。しかし発生したいざこざは収まらず、この頃からユーザのはてなダイアリー離れが進んだ。
といった説明文が書かれることになるのではないかという不安が。
予測される結末のひとつではありますね。
しかし、実はだれもはてな評議会に紛争解決を期待してなかったりしませんか?
どちらかといえば、http://d.hatena.ne.jp/caramelly/20031127#1069938833にあるように、
ただ、実際は評議会が発動することなんてまずないと思う。むしろ抑止力として働くだろう。
「評議会にかけてやる!」「望むところだ!」なんて、例えばあの方の場合ですら、あまり想像できない。
抑止力としての役割を期待しているのでは。
「伝家の宝刀は抜かないがゆえに伝家の宝刀である」というところでしょうか?
そもそも、何が評議会の議題になりうるか、と考えてみるのですが、発動のための要件が厳しすぎるため、発動するような件を具体的に想定することが難しいと感じています。
キーワード紛争の中でも問題の多かった二つ(非名詞の扱いと誹謗中傷差別用語)について考えてみると、
- 非名詞→http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20031127#p1にあるように明確に禁止→議題にはならない*1
- 規約違反(誹謗中傷・差別用語)→http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20031127#p2にあるように明確に禁止→議題にはならない
いずれも議題にはならないことがわかります。
大部分のキーワード紛争はこのたびの運営サイドの見解(http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20031127)の提示で決着をみるでしょう。では、評議会は何のためにあるのか?
上の二つに当てはまらないグレーゾーンという意味では、セクションカテゴリ捕捉用キーワードや苗字の件は議題たりうるかもしれませんね。
(追記)
http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20031128
運営サイドの見解について、id:herecy8さんの整理(http://d.hatena.ne.jp/herecy8/20031128)が分かりやすかったので付記。
誹謗中傷など規約違反のキーワード:運営側による強制削除
名詞でないなどのガイドライン違反キーワード:削除カテゴリー移動経由の削除
ガイドライン内での違和感のあるキーワード:最終的な処置として評議会議決を根拠にできる
ということのようです。