人生に必要なことはすべて幼稚園の砂場で学んだ?

白百合03年の過去問より。

あめだまが16個あります。3人のおともだちでなかよくわけるとひとりいくつもらえますか?

お受験的正解は、5個。

では、残った1個はどうするのでしょう?お受験的正解では、「先生に返す」というのが常識らしいです。

これを知ったとき少なからぬ衝撃を受けました。確かに、「公正さ」は社会生活を営む上では必須でしょう。しかし、あまった1つをどうするか、ということについて他人に下駄を預けてしまうようなことを教え込むのは明らかに有害だ、とわたしは思うのです。

だって、社会における問題のほとんどはそのあまった1個をどう分けるか、ではないですか?

そうしたところで上手い解決策を見出したこどもが落とされるのだとしたら、お受験というのも了見が狭いものだ、と、その道の素人は思うのでした。

(追記)

id:rain1さんから、こんななかよし解答が!

http://d.hatena.ne.jp/rain1/20031127#p9

ついでですけど、ちょっといいこと思いつきました。この答えだと「4個」になります。
もう一人、お友達を呼ぶのです。
そうすると4人になるので、16個は4個で割り切れます。うん、仲良し。*1

ウィットに富んだ解答で、見つけたとき「上手い!」と思いました。

「あまった一個はマリア様に」、とかだと狙いすぎでしょうか。