「リスクとリターン」(http://d.hatena.ne.jp/rain1/20030913#p4)

リスクとリターンを同じ尺度で比べるのは、いわば面積と長さを同じ尺度で比べることです。例えば、琵琶湖と富士山を比べるように。だから、得られる結論には何の意味も有りません。

ちなみに、件の本は「この世に『ローリスク・ハイリターン』なんてうまい話は無いよ」というメッセージを世の人に送るために書かれた本だと思います。

理論的な裏づけは皆無なのですが、

給与=基本給+リスクプレミアム+代替不能価値(特殊技能など)

という関係が成り立っている気がするのです。

つまり、給与の高い仕事に付きたいと思うのなら、

  • リスクの高い仕事:パイロットとか
  • 特殊技能を要する仕事(法律・会計・医学などの専門知識)
  • 代替不能価値(→個性)を要する仕事:作家・学者

を目指すしかないということです。

わたし自身は何の特殊技能も持ってないのですけどね。