ラテ・レート

http://www.cnn.co.jp/business/CNN200401180010.html

コーヒー店チェーン世界最大手の米スターバックスが16日、フランス第1号店をパリに開いたのを受け、英経済誌エコノミストが同日、世界各国における「カフェラテ(トールサイズ)」の価格を比較した記事を掲載した。

その結果、米国で2.80ドル(約299円)のカフェラテが、欧州平均で3.72ドル(397円)だった。最も高いのがスイスで4.54ドル(約484円)、英国では3.28ドル(約350円)だった。

一方、アジアではタイの1.93ドル(約206円)が最も低価格で、マレーシアの2.10ドル(約224円)、台湾の2.66ドル(約284円)、中国の2.77ドル(約295円)、シンガポールの2.86ドル(約305円)、韓国の2.97ドル(約317円)、日本の3.16ドル(337円)、香港の3.22ドル(約343円)と続いている。

米国と隣接するカナダでは2.35ドル(約251円)、メキシコで2.38ドル(約254円)。他にオーストラリアでは2.69ドル(約287円)、ニュージーランドで2.46ドル(約262円)となっている。

エコノミストは1986年から毎年、マクドナルドの「ビッグマック」で同様の比較調査を行っている。同誌によると、米国内で「ビックマック」とスターバックス「カフェラテ(トールサイズ)」は同じ2.80ドルで販売されているため、この2商品の価格を国ごとに比較することで各国の実勢貨幣価値が判断できるとしている。