『ゆびさきミルクティー』

第6回終了ということで、短期集中連載時の回数に並んだ「ゆびさきミルクティー」。

今回、象徴的な科白は、

「私がほしいなら他の物は全部捨ててくれなきゃ嫌」

というところ。

これって、高橋しん『いいひと』にある

「私のために自分の夢をあきらめた人となんて、絶対一緒になんて暮らしていけない。」*1

という科白と対極に位置するもののように見えました。

とはいえ、今回のそれはそうした文脈に置いてみるところではなさげですが。

*1:→だから北海道-東京の遠距離恋愛が成立しうるという話に続きます。