2003-05-27 肉体不平等―ひとはなぜ美しくなりたいのか book 今の肉体が気に入らないからといって、新しい肉体を買いに行くことなどできるだろうか? 外見至上主義、が社会を席巻して久しい。外見の良さが生存能力の向上に資する、ということは生物学的には当たり前に思えるが、人が持って生まれた固有の外見は如何ともしがたい場合が多い。 おたく・やおいなどは肉体コンプレックスの発露と見ることができるそうである。自分の肉体と言う器に満足できない人のためのファンタジーとして、という意味で。